USスチール買収計画 トランプ大統領がパートナーシップ承認

トランプ大統領は、日本製鉄によるUSスチール買収計画を条件付きで承認した。米政府が黄金株を保有し、国内投資や雇用維持も約束されている。
2025/06/14 猿丸 金次

小泉農水相 備蓄米20万トンの追加放出を発表 21年と20年産

小泉進次郎農林水産相は10日、備蓄米について、新たに2021年産10万トンと2020年産10万トンの計20万トンを随意契約で追加で放出すると表明。「やれば批判もあるし、やらなければ批判もある」と語った。
2025/06/10 河原昌義

野村証券が浙江支店を閉鎖 中国での資産運用業務を縮小する

日本の証券会社・野村ホールディングス(以後、野村HD)は、中国にある4つの支店のうち1つを閉鎖しようとしている。長年にわたる損失を経て、野村HDは中国本土でのウェルスマネジメント(資産管理)事業を縮小している。
2025/06/10 夏宇

ウイグル強制労働問題に日本企業34社が関与 グローバル制裁の抜け穴に

日本企業35社と日本に進出する中国企業6社の計41社を対象に、ウイグル強制労働への関与に関する調査を実施した結果、83%にあたる計34社がなんらかの形で関与していることが判明した
2025/06/01 大道修

経団連 筒井義信氏が新会長に就任 今後の方針と人物像

経団連は5月29日、定時総会で日本生命の筒井義信氏を新会長に選出した。社会保障改革や将来ビジョン「FUTURE DESIGN 2040」など、今後の方針と筒井氏の経歴・人物像を紹介。
2025/06/01 猿丸 金次

サイバーエージェントが情報統制下の中国で 中国SNS大手「Weibo」とアニメ展開で提携

情報統制が続く中国で、サイバーエージェントが中国大手SNS「Weibo」とアニメ分野で提携。今回の提携は、同社が手掛けるアニメ作品の中国市場での展開強化を目的としている。
2025/05/31 猿丸 金次

経団連新会長に筒井義信氏が就任 夫婦別姓には現時点で言及せず

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は29日、定時総会を開催し、日本生命保険前会長の筒井義信氏を新会長に選出した。筒井氏は、2025年5月29日の就任時点で、夫婦別姓についてまだ具体的な発言をしていない
2025/05/30 大道修

テスラ株が急反発 イーロン・マスク氏が経営専念で市場に期待感

イーロン・マスク氏が経営に専念すると表明しテスラ株が反発。一方、欧州販売は大幅減少し、課題も山積している。
2025/05/28 李馨

インドが中国超え iPhone米向け出荷台数で 「脱中国」に弾み

米アップルのスマートフォン「iPhone」について、インドからの出荷台数が今年3月に中国を上回ったことが明らかになった。「脱中国」戦略を加速させている事実を裏付けている。米CNBCがシンガポールの調査会社の推計として報じている。
2025/05/28 河原昌義

日本の対外純資産が1659兆221億円で16年連続増 円安で対外純資産は首位転落

財務省の発表(推計)によると、2024年末時点の日本の対外資産総額は1659兆221億円となり、16年連続で増加した。対外負債残高1125兆9721億円を差し引いた対外純資産は533兆500億円で、6年連続で過去最高を更新した。
2025/05/27 大道修

セブン&アイ 初めての外国人社長承認

セブン&アイ・ホールディングスは27日、東京都内で定時株主総会を開いた。セブン初の外国人社長を正式に承認した。
2025/05/27 清川茜

商船三井 中国造船所へのLNG船発注を当面見送り 米の追加港湾手数料に対応

商船三井は、液化天然ガス(LNG)運搬船の新規発注に関して、地政学的リスクを考慮し、中国の造船所への発注を当面見送る方針を示した。
2025/05/26 清川茜

経団連とトップ大学の産学協議会 研究者交流促進と研究環境強化を政府に要望

米国の科学予算大幅削減など国際的な動向を背景に、経団連とトップ大学の産学協議会が日本の研究環境強化、外国人研究者の受け入れ強化を政府に求めた。
2025/05/26 猿丸 金次

トランプ氏「USスチール買収は米国主導」 日本製鉄の取得比率が今後の焦点に

米国と日本、巨大鉄鋼買収の主導権はどちらに? トランプ大統領の発言で揺れる日米の攻防。日本製鉄の今後の動きや買収の行方に注目が集まっている。
2025/05/26 猿丸 金次

ソフトバンク孫正義氏 日米共同政府系ファンド構想を提唱

ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長が、日米両国が共同で運営する政府系ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド、SWF)を創設する構想を提唱した。米国内の技術やインフラ分野に大規模な投資を行うことが主な目的とされる。
2025/05/26 大道修

トランプ大統領「USスチールは米国に残る」 日本製鉄との提携で7万人雇用140億ドルの経済効果と発表

アメリカのトランプ大統領は5月23日、自身のSNSを通じて、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について支持を表明した。
2025/05/24 猿丸 金次

物価上昇 4月も継続 コメ類98%超の急騰 電気・ガスも加速

4月の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が110.9となり、前年同月比で3.5%の上昇となった。品目別では、コメ類の価格が前年同月比で98.4%上昇。
2025/05/23 清川茜

日本製鉄によるUSスチール買収計画 対米外国投資委員会が再審査結果をトランプ大統領に報告

日本製鉄による米大手鉄鋼メーカーUSスチールの買収計画をめぐり、米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)が再審査を行い、その結果をトランプ大統領に報告したことが明らかになった。
2025/05/23 宇佐 治朗

日本の超長期国債金利が上昇 石破首相の「ギリシャより悪い」発言の影響も

日本の超長期国債の金利が市場参加者の予想を超えるペースで上昇している。背景には、石破茂首相が国会で「日本の財政状況はギリシャよりも悪い」と発言したことが影響している可能性があると、一部の市場関係者は指摘している
2025/05/22 大道修

ホンダ EV生産計画を大幅見直し ハイブリッド車強化へ

ホンダは20日、電気自動車(EV)に関する生産計画を大幅に見直す方針を示した。世界的なEV需要の鈍化やアメリカの新たな関税政策に対応し、これまで進めてきたEV重視戦略から大きく方向転換する。
2025/05/21 大道修

中国はWTOから除名すべきか ルールなき超大国の代償

WTOは、自由で公正な貿易を支える国際秩序の柱として設立された。だが、中国共産党は、長年にわたりこの秩序を巧妙に利用し、ルールを無視し続けてきた。本稿では、中国のWTO加盟がもたらした7つの損失を検証し、今こそ問うべき「中国を除名すべきか」という根本的な問題に迫った。
2025/05/19 James Gorrie

サプライチェーンの先にある現実 ウイグル問題と日本の責任

ウイグル人に対する人権弾圧はやまない。国際社会は中共に対して経済制裁をし、ウイグル由来の製品をサプライチェーンから締め出しているが、日本の対応は緩く、中共にとっての抜け道になっている
2025/05/19 大道修

「106万円の壁」撤廃決定 パート・アルバイトの厚生年金拡大と今後の影響

政府はパートらの厚生年金加入を拡大し「年収106万円の壁」は3年以内に撤廃へ。就業調整の必要がなくなり働きやすくなる。
2025/05/16 橋本龍毅

1~3月期GDP 年率0.7%減 4四半期ぶりマイナス成長

内閣府が16日発表した2025年1~3月期のGDPは、物価変動の影響を除いた実質の伸び率はマイナス0.2%となり、4四半期ぶりのマイナス成長となった。物価高による個人消費の停滞と外需の大幅な下押しが響いた。
2025/05/16 清川茜

鉄鋼大手3社 2026年3月期は大幅減益見通し 中国の過剰生産と米関税が影響

鉄鋼大手3社の2026年3月期連結業績予想が12日、出そろった。各社ともに最終利益が前期比で大幅な減益となる見通しを示している。背景には、中国の鉄鋼過剰生産による市況の悪化と、米国のトランプ政権による関税措置の影響がある。
2025/05/13 猿丸 金次

日経平均が大幅続伸 米中関税合意で景気懸念が後退

13日午前の東京株式市場は大きく上昇して始まり、日経平均株価は前日より約800円高い3万8400円台半ばで推移している。
2025/05/13 清川茜

資生堂 1~3月期営業利益27%減 中国・米国で販売不振続く

化粧品大手の資生堂が発表した2025年1月から3月までの3か月間の連結決算によると、本業のもうけを示すコア営業利益は前年同期比27.2%減の83億円となった。中国経済の低迷やアメリカでの販売不振が背景にある。
2025/05/13 出光 泰三

パナソニックHD株 一時3.8%安 構造改革発表も課題事業の具体策示されず

パナソニックHDの株価が12日の東京株式市場で一時3.8%下落。背景には、1万人規模の人員削減を含む構造改革に対し、課題事業の今後について明確な方針を示さなかったことへの失望感があったとみられる。
2025/05/12 宇佐 治朗

日産自動車 世界で2万人規模の人員削減へ 業績悪化で経営再建急ぐ

日産自動車が、世界規模で約2万人の人員削減を実施する方針を固めたことが12日、明らかになった。これまで発表していた9000人の削減計画に加え、1万人超の追加削減を行うものだ。
2025/05/12 出光 泰三

財務省発表 経常収支が過去最大の30兆3771億円黒字 円安で海外収益拡大

2024年度の日本の経常収支は、円安や海外投資収益の増加を背景に、過去最大の黒字となった。財務省の統計速報をもとに、黒字拡大の要因や貿易・サービス収支の動向、今後の注目点を解説。
2025/05/12 出光 泰三