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G7首脳 イスラエル・イラン情勢で共同声明 中東の安定と民間人保護を強調

2025/06/18
更新: 2025/06/18

主要7カ国(G7)は2025年6月16日、カナダ・アルバータ州カナナスキスで首脳声明を発表した。声明では、最近のイスラエルとイランの間の緊張を受け、中東地域の平和と安定への強いコミットメントを改めて示した。G7はイスラエルの自衛権を認め、同国の安全保障への支持を明確にした。

声明は、紛争の中で民間人の保護が重要であることを強調している。また、イランについては「地域の不安定及び恐怖の主要な要因」と位置付け、イランが核兵器を保有することは決して認められないとの立場を再確認した。

G7は、イランを巡る危機が平和的に解決されることを求め、ガザ地区での停戦を含む中東全体の敵対行為の沈静化を強く訴えた。さらに、国際的なエネルギー市場への影響にも備えており、志を同じくするパートナーと連携して市場の安定を守る用意があるとした。

今回の声明は、イスラエルとイランの対立が続く中で、G7が一体となって中東地域の安定と民間人の安全を重視していることを示す内容となった。

イスラエル及びイランの間の最近の情勢に関するG7首脳声明 2025年6月16日
カナナスキス・アルバータ(提供:外務省)
大紀元エポックタイムズジャパン記者。主に軍事・防衛、安全保障関係を担当。その他、政治・経済・社会など幅広く執筆。